■クレジットカードブラック?信用情報を開示してみる

クレジットカードに申し込んでもなかなか審査に通らない…。そんなときは、万が一のためにブラックを疑いましょう。クレジットカード界では、個人信用情報機関に金融事故情報が載ることをブラックリスト入りと呼びます。この状態でクレジットカードに申し込んでも、ほぼ確実に審査に落ちるのです。ブラックの人にはクレジットカードを持たせたくないからです。
理由は簡単、一度事故を起こした人は信用ならないので、カード会社もそんな人には簡単にカードを使ってほしくないからです。

「金融事故」というと、たいそうな響きなので自分は無関係だと思う方も多くいるかもしれません。しかし、実は金融事故というのは知らないうちに起こしている場合もあります。
その場合は個人信用情報を開示し、自分の情報を確認してみましょう。
過去にブラックとなるような金融事故を起こしているのに、忘れている可能性があります。
また間違った情報が掲載されおり、身に覚えがないのにブラックになっているということもあります。

個人信用情報機関は3つありますが、クレジットカードであればCICにまず開示をすると良いでしょう。
個人信用情報の開示って複雑な手続きとかあるのでは?!と心配する人も多いのですが、意外とカンタンにできます。

CICでは窓口、郵送、パソコン、スマートフォンで開示ができます。
窓口は500円ですが、それ以外は1,000円の手数料が必要になります。
おすすめなのはパソコンやスマートフォンでの開示です。
その場ですぐにできますので、手軽でカンタンに開示ができます。
ただパソコンとスマートフォンは、手数料の支払い方法がクレジットカードしかありません。
クレジットカード審査に落ちてしまう人は、支払いができない…となってしまうでしょう。
その場合はデビットカードを使うと良いでしょう。
デビットカードはクレジットカードのように審査がありませんので、誰でも発行することができます。
クレジットカードの審査に落ち続けているようなブラックの疑いがある人でも、すぐに発行が可能です。

CICには名前や生年月日、住所、電話番号などの他に、クレジットカードの利用状況が登録されています。
所有しているクレジットカード、契約した日、申込み履歴、返済状況、利用限度額、支払い状況などを確認できます。
支払い状況のところに「異動」とあれば、延滞や遅延を起こしておりブラックということになります。
そういえば…というときは、ブラック情報が消えるまでクレジットカードの申込は控えるのが良いでしょう。
もし記憶がないのにブラックになっている場合は、調査を依頼してください。
間違った情報が掲載されていれば、個人信用情報の訂正をしてもらえます。
ブラック情報が掲載されていなければ、クレジットカードの審査落ち原因はブラック以外ということになります。

審査についてはこちらも!
審査に通りやすい(甘い?)クレジットカードを徹底調査 | クレジットカードの達人

■ブラックリストに載るとクレジットカード審査はどうなる?

実際にブラックリストに掲載されてしまったあと、クレジットカードの審査はどうなるのでしょうか。「審査落ちしてしまうのでは?」と思っている方も多いと思います。それは正解ではあるのですが、実はいつまでの審査に通らないわけではありません。

そもそもブラックリストに関しては事項があるのです。一定期間が経てば再びカードの審査に通るようになる、といった特徴を持っています。

こちらではブラックリスト登録された後についてお話しますね。

■基本的にクレジットカードの作成はできなくなる

・個人信用情報をチェックされ審査落ちとなる

クレジットカードの審査では、必ず個人信用情報をチェックします。そこに事故情報が記されている場合には、基本的に審査落ちになってしまうわけです。クレジットカードの審査だけではありません。与信取引全体にも影響が及ぶので、キャッシングや住宅ローンといったものの審査も落ちてしまうようになります。要はローンが組めなくなってしまうのです。

■いつまでブラックリストの影響を受けるのか?

・5年から10年程度は影響を受け続ける

ブラックリストの影響ですが、かなり長期間影響を受けることになってしまいます。ただし、永遠に記載され続けるわけではないので、一定期間後はカードの作成もローンを組むことも可能です。

■信用情報がブラック時のクレジットカード選び

クレジットカードの審査に落ちる場合、自分の個人信用情報を確認するのがおすすめです。

個人信用情報に「異動」とあると、ブラックということになります。
この状態でクレジットカードに申込みをしても、審査通過は難しいでしょう。
ブラックの情報は一定の期間を経過すると、自然に消滅します。
それまでクレジットカードの発行は、我慢するのが良いでしょう。

クレジットカードはブラックだから、申込みができないということはありません。
ダメ元で申込みをしても良いのでは?!と思う人もいるでしょう。
しかしクレジットカードに申込みをして、審査に落ちたという記録が個人信用情報に掲載されてしまいます。
審査に落ちたということは、ネガティブな情報です。
他社が審査に落としているのは、問題があるという証拠になります。
そのような人は、ウチでも要らない…とクレジットカード会社は判断します。
ブラックだけでも個人信用情報が良くない状態なのに、審査落ちがあるとさらに個人信用情報に問題がある…となってしまうのです。

個人信用情報にブラック情報がある間に、おすすめなのはデビットカードです。
デビットカードは審査がありませんので、ブラックでも発行可能です。
デビットカードは使用した瞬間に口座から支払いが行われますので、口座に残高さえあればいつでも使うことができます。
使い方はクレジットカードと何ら変わりはありません。
一部使えない加盟店があるようですが、ほぼクレジットカードと同様に使うことができます。
デビットカードがあれば、クレジットカードがないと困る場面をしのぐことができるでしょう。

どうしてもクレジットカードが必要!というときは、審査が甘いクレジットカードに申込みをする方法もあります。
個人信用情報にブラック情報があっても、すでに解消しており現在返済能力が確実にあるという人であれば、発行されるクレジットカードがあります。

アメックスは個人信用情報にブラック情報があっても、発行可能なクレジットカードと言われています。
審査が厳しいクレジットカードではありますが、ブラックのような金融事故を起こした人には寛大なようですね。
現在はブラックを解消してから時間が経過していること(1年以上など)、現在高い返済能力があることがアメックスの審査通過できる条件になります。
アメックス以外のクレジットカードは、個人信用情報にブラック情報があると、審査に落ちる可能性が高いでしょう。

■信用情報ブラックなしでもクレジットカード発行不可?

個人信用情報を開示し、「異動」がないとブラックではないことになります。
ブラックでなければ、どんなクレジットカードでも発行できる!と喜んでしまうかもしれません。
しかし1度ブラックになってしまうと、個人信用情報がキレイになってもクレジットカード審査にすんなり通る…とはなりません。

ブラックになっている間は、クレジットカードの新規発行ができません。
クレジットカードを使っていない状態なので、何年も個人信用情報に記録がないことになります。
また自己破産をしたさいは、個人信用情報機関の記録はクリアされます。
個人信用情報は真っ白になるというわけです。

現在はクレジットカードを使っているのが、当たり前の時代となっています。
何年間もクレジットカードを使っておらず個人信用情報がまっさらということは、ブラックであった可能性が高いとなってしまいます。
せっかく個人信用情報機関からブラック情報が消えても、クレジットカードの審査で個人信用情報を閲覧されると容易にブラックであったことが予想できるのです。
「ブラック=審査落ち」がクレジットカードの方即ですから、申込みをしても審査落ちとなるクレジットカードが多くなってしまうでしょう。

ただブラック明けで個人信用情報に記録がない場合は、ブラック中よりもクレジットカードを発行できる可能性は高くなります。
ブラックだから門前払いということはなく、どのクレジットカードもちゃんと審査は行ってくれるでしょう。

おすすめなのは審査が甘いクレジットカードです。
消費者金融系のクレジットカードは審査が甘く、個人信用情報が真っ白でも発行できる確率が高いでしょう。
ブラック明けの最初の一枚としては、最適なクレジットカードとも言えます。
まずは審査が甘いクレジットカードを使い、個人信用情報に記録を付けることです。
利用と返済をくり返せばクレヒス(クレジットカードヒストリー)が構築でき、クレジットカード審査に有利となります。
ある程度クレヒスが出来上がれば、流通系クレジットカードなども発行しやすくなります。

ただ延滞や滞納を起こしてしまうと、またブラックとなってしまいますので注意をしましょう。
せっかく長いことかけてブラックでなくなったのに、またすぐにブラックになってしまうほどおバカなことはありません。
クレジットカードは無理に高額利用をする必要はありませんので、確実に支払いができる範囲で使うようにしてください。

■家族の信用情報がブラック!クレジットカード審査は?

自分はブラックではないけれど、家族がブラックというケースがあります。
家族がブラックだと、自分のクレジットカード審査に影響があるのではないか?と感じてしまうでしょう。

家族がブラックでも、基本的にクレジットカード審査に影響はありません。
個人信用情報が参照されるのは、申し込みをした本人のみとなります。
家族の個人信用情報も参照されることはなく、家族がブラックでもクレジットカード審査に影響はないのです。
家族がブラックで…と悩む必要はないでしょう。

ただクレジットカード審査で個人信用情報を閲覧したときに、同じ姓名で住所が同じ家族の情報が類似情報として出てきてしまうことがあります。
「同居する家族がブラックでありますよ」という情報が、自然と出てくる仕組みになっているのです。
この場合はクレジットカード審査には、良くない影響を与えます。
クレジットカードが発行できないブラックが、家族の名前を使って申込みをしているのではないか。
もしくはクレジットカードを発行しても、ブラックの家族に使わせるのではないか。
などと思われてしまうためです。
姓名や住所が異なる家族がブラックの場合は気にすることはありませんが、姓名が同じで同居する家族がブラックの場合は要注意です。

特に親権者が審査の対象となる未成年は、親がブラックだとクレジットカード審査に影響すると思われます。
未成年は親権者の同意書がないとクレジットカードに申込みができません。
親の信用情報を開示されることになりますので、ブラックであることがばれてしまいます。
また配偶者に収入があれば発行できる、専業主婦用のクレジットカードも注意が必要です。
配偶者が審査の対象となりますので、配偶者がブラックだと審査に落ちる可能性が高くなってしまいます。

家族がブラックなのか確認するために、個人信用情報機関に情報開示をしたいをいうケースもあります。
本人に聞いても後ろめたいので本当のことを言わない…ということもあるでしょう。
それなら自分で真実を確かめるしかない!となってしまいますね。
しかし個人信用情報の開示は、基本的に本人しか行うことができません。
本人の委任状が必要になるなど手続きも面倒くさいので、家族の信用情報は勝手に開示できないと思っておきましょう。
個人信用情報はプライベートなものなので、たとえ家族でも勝手に開示することはできないのです。
どうしても家族の情報が知りたい場合は、本人に開示をしてもらうしかありません。