■クレジットカードの審査が通らない もしかしてプチブラックではないですか

今まで金融事故を起こしたこともないし、収入面でもそこまで問題になるはずはない。だけどクレジットカードの発行がされないという方が時折いらっしゃいます。確かに話を聞いている限り何も問題ないように聞こえる方が多いです。ですが、中には審査に落ちてしまうプチブラックに知らず知らずの間になっている方が居るようです。今回はあまり知られていないプチブラックという状態について紹介していきたいと思います。

さて、あまり聞くことがない言葉かもしれませんがクレジットカード業界では使われることのあるプチブラックとはどのような状態なのでしょうか。一般的なブラックは金融事故を起こして信用情報に「異動」が記載されている人のことを指します。それに対してプチブラックの場合は異動が付いていることの人を指しているのではありません。どういう人が対象となるかというと過去6ヶ月間に多くのクレジットカードやカードローンの審査を受けている人が対象となるのです。

例を出してよくあるパターンを見ていきましょう。例えばポイントの還元率やマイルを多く貯めるために複数のクレジットカードを発行したいとします。一般的によほど属性が良くない方で無い限り、同時に複数枚のクレジットカードの申し込みをしてしまうと審査に落ちてしまいます。これは複数枚の申し込みであればどうしてもクレジットカード会社にお金が無い人との印象を与えてしまうからなんです。これによって申し込み本人は理由がいまいち分からないまま審査に落ちてしまうのです。
理由が分からないということは恐ろしいことであり、たまたま審査に落ちたのであろうとまた別のクレジットカードに申し込む方が多く居ます。今度は同時でもないわけですが、クレジットカードの申し込み履歴は過去半年分閲覧できる仕組みがありますのでクレジットカード会社の担当者はまたお金が無い人との判断をしてしまうことになります。

この状態がいわゆるプチブラックと呼ばれる状態です。どんなに支払い状況が良かったとしても、短期間に多くのクレジットカードの申し込みをしている人は審査に非常に通りにくくなってしまいます。ただ、このプチブラック状態は長くても半年間で解消されていきますので、どうしても緊急にクレジットカードが必要なわけではなければ一定の期間をあけるのが良いでしょう。また、各クレジットカード会社も再申し込みは半年後以降を指定している場合があります。その点も踏まえて半年ほどあけてから発行するようにするとプチブラックでもクレジットカードが発行できるでしょう。

■クレジットカードの社内ブラックを疑うのもおすすめ

個人信用情報に掲載されているブラック情報は、年数が経過すると消滅します。
最長でも10年を経過すれば、ブラックではなくなります。
しかし社内ブラックになると、ブラック情報は消えることはないとされています。
10年経過しても、ブラックから逃れることはできないのです。

社内ブラックとは、クレジットカード会社内だけで共有されているブラックの情報です。
延滞、滞納、債務整理、自己破産、強制退会などがあると、社内ブラックに掲載されてしまいます。

社内ブラックになると、そのクレジットカード会社では契約ができなくなってしまいます。
なので社内ブラックになっていると心当たりがある場合は、そのクレジットカード会社は避けるのがおすすめです。

たとえばセゾンカード・インターナショナルで、滞納をくり返しブラックになってしまったとします。
この場合は発行元のクレディセゾンで、社内ブラックになっていると考えられます。
セゾンカード・インターナショナルではなくても、クレディセゾンが発行するクレジットカードは審査に落ちてしまうでしょう。
PARCOカード、MUJIカード、ウォルマートセゾン、セゾンブルーアメックスなどに申込みをしても、審査落ちすると考えられます。
またクレディセゾンと提携しているクレジットカードも、審査に落ちる可能性が高いとなります。

さらにクレディセゾンに吸収されたUCカードも、審査に落ちるでしょう。
社内ブラックは吸収合併されて社名がなくなったとしても、情報が引き継がれるとされていますので注意してください。

しかしクレディセゾンとは全く関係ない発行元のクレジットカードであれば、審査に通過できる可能性が高いです。
確実に社内ブラックではないクレジットカードに申込みをするのがおすすめになります。

個人信用情報機関に情報開示を依頼すれば、自分がブラックかを確認することができます。
自分の状況がわからないという人は、情報開示をしてはっきりさせるのもおすすめです。
しかし社内ブラックは、確認することができません。
社外に社内ブラック情報を漏らすことはなく、クレジットカード会社に問い合わせをしても教えてもらうことはできないのです。
自分の情報であっても確認ができませんので、自分の記憶を頼りにするしかありません。
クレジットカード使用中にトラブルが無かったか、思い返してみるのがおすすめです。
もし少しでもあやしいと思うフシがあれば、その発行元以外のクレジットカードに申込みをしてください。

■携帯電話料金の延滞もブラックになりえる

最近良くクレジットカードのブラックに入ってしまう事例として報告されているのが携帯電話の支払いが遅延してしまうことで、クレジットカードについてもブラックになってしまうということです。どういうことなのでしょうか。携帯電話の支払い自体はクレジットカードのブラックリストに入るかどうかと直接的な繋がりはありません。もちろん、支払いをクレジットカードに設定しているのならば支払いが出来ていないことになりますのでブラックに入ってしまいますがこれはそもそもクレジットカードの支払いが出来ていませんよね。

どういうことで携帯電話の支払い遅延からクレジットカードのブラックに繋がるのかというと、最近流行りの携帯電話端末を割賦で購入している場合です。割賦という言葉はあまり聞き慣れないかもしれませんが、簡単にいうと携帯電話端末料金を12回払いや24回払いといった分割払いで購入している場合のことを指しています。この分割支払というのは手数料こそかかっていないことが多いのであまり気に留めていないかもしれませんが、分割支払なのでローンの一種ということになります。そのためローンの支払いが正しく行われていないと信用に値しない人と判断されブラックリストに入ってしまうことになります。

通常のクレジットカードと同様に何かの手違いで一回だけ支払いが遅延してしまったということでは、すぐにブラックリストに入るわけではありません。だからといって支払いが遅くなって良いという訳ではもちろんありませんの、支払日までにしっかりと口座の残高を確認しておくなど準備は必要ですね。ブラックリストに入ってしまう人は多くの場合、長期間支払いが行われていなかったり滞納の常習犯となっている人です。一度の支払い遅延で少し信用情報が傷ついたとしても、そこからしっかりと支払いを続けていれば著しく信用情報が傷つくということはありません。それに対して支払い遅延が続いていたり常習犯となっていれば、少しずつでも信用情報は傷が増えていき最終的にはブラックになってしまうのです。

携帯電話の料金は必ずしも支払い遅延がブラックリストに繋がるとは限りません。遅延しないことが大前提ではありますが、携帯電話料金の中に端末料金の分割支払が含まれている場合は特に気をつけてもらいたいとは思います。端末料金の支払いも含まれていれば、携帯電話料金の支払状況もクレジットカードの支払いと同様に信用情報に関わって来ますので注意しておきましょう。

■支払い遅延も続けばブラックに

皆さんはクレジットカードのブラックに対してどのようなイメージを持っていますか。中には一度でも支払いが遅延してしまうとすぐにブラックリストしてしまうといった認識を持っている方もいるのではないでしょうか。ですが、人間ですので多少なりともミスは犯してしまう可能性があります。もし仮に一回でも遅延してしまうとブラックリストに入るのならばとても多くの人がブラックになってしまいますよね。実際は多少猶予があるのです。

ブラックを管理することはクレジットカード会社にとっても重要な業務の一つだとは思いますが、一度でも支払い遅延した人を全て管理していてはキリがありません。冒頭でも述べましたが人間である以上、口座残高の不足などのミスは犯してしまう可能性があります。そのためブラックリストに入ってしまう条件としては一般的に次のようなものがあります。
・61日以上支払いが遅延してしまっている
・2ヶ月以上支払いをしていない
・支払い遅延が常習化しており改善の見込みがない

上の二つは具体的な数値が出ているため分かりやすいでしょう。ここからも分かるようにクレジットカードの支払いは遅延日数によってブラック入りするかが決まることが多いのです。61日間あれば通常であればクレジットカードの再引き落としや次回の引き落としが発生しているはずです。正しく対応していれば、これらの引き落としのタイミング(場合によれば自ら振込に行くタイミング)で支払いの遅延は解消できるはずです。クレジットカード会社等に連絡をして指示を仰げば対応方法を教えてもらえるものですね。ただ、こういったことをせずに放置したり金銭面で次回以降も支払えないとなるとブラック入りしてしまう可能性が高まってきます。期間もそうですが、言い換えるとクレジットカードの支払いが遅延し続けるとブラック入りになってしまうということなのです。
またこれに加えて短い遅延であっても支払いの遅延が年単位で多いなど、きちんと支払日に支払えていないとブラックと扱われてしまうこともあります。一般にブラックとされる信用情報への「異動」は記載されないものの、支払状況はクレジットカード会社が照会できる仕組みが取られています。そのため、支払い遅延が頻繁に起こっているとクレジットカード会社の判断でブラックとされてしまう可能性があります。ここに関しては一概にどの程度の回数でといった指標は存在せず、それぞれのクレジットカード会社の判断に委ねられている部分があります。

支払いを確実に済ませることが何よりも大切ですが、ミスを犯すこともあります。落ち着いてクレジットカード会社に連絡し指示を仰げば遅延が続くことも無くブラック入りも回避することが出来るでしょう。もちろん、カレンダーや手帳に引き落とし日を記述しておくことなんかも有効です。

■いつからクレジットカードのブラックリストに掲載されてしまうのか?

クレジットカードのブラックリストに掲載されてしまう条件は支払いの遅れや債務整理、そして強制解約などが該当するわけです。問題となってくるのが、いつからブラックリスト入りすることになってしまうのか、ということです。

返済が少し遅れた時点でブラックリスト入りしているのでしょうか。それとも、債務整理などを行ってからブラックリストに登録されることになるのでしょうか。それとも時間がたってから掲載されることになるのでしょうか。

■ちょっとした返済の遅れではブラックリストには掲載されない

・何かしらの問題が起こった時に掲載される

返済日に遅れる、ということは多くの方にあることです。そのたびにブラックリストに掲載されていたら、多くの方がクレジットカードをできません。

ブラックリストに関しては、例えば返済の遅れが3ヶ月以上になった時、債務整理を実施した時、強制退会されてしまった時、などに掲載されるのです。何かしらの事象が起こってから掲載されることになるので、1ヶ月程度の返済の遅れ程度であれば大きな問題に発展するようなことはありません。

ただし、返済に遅れると、返済が遅れた旨が個人信用情報に記されてしまいます。審査を厳しくしてしまうことには変わりないので注意してください。